【4月2日】ポジションの偏りすぎがユーロ買いを誘発か。雇用統計に向けて嫌な位置。 - 昨日の相場
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なぜ動いたのか、という理由についてははっきりとしませんが、やはりポジションが偏りすぎていたこともありドルは売られる展開となりました。
多分ECBやイエレンを口実にストップを狙われただけだと思います。
原油や金などの資源価格が再び上昇してきているのでドルを買うのは少し慎重になった方が良い感じがします。
ただ、単純なドル売りではなくユーロ買いの方が強い印象です。
USD/JPY
方向感はなく119.50と120円で挿まれた状態で推移しています。
やや底堅さはありますが、日経先物も落ち込み再度121円にいくような勢いはまだありません。
ユーロドルのポジションがリミットがかかったのに対して上の記事のポジションは未だストップにかかっていません。
もしや、と思いユーロ円をロングしましたがやはりユーロ買いが発生していたようです。
ドル円のポジションについては雇用統計も控えていることや思うような動きをしていないのでサイズを少し小さくしました。
120.50を抜いてからの買い増しでも十分に間に合うと思います。
EUR/USD
上の記事で持ったポジションは全て手仕舞いされました。
欧州時間には既にクローズされていたようですが、後から見ると良い位置でリミットにかかっていたと思います。
勢いの良さとユーロドルの形は買いたくなるのですが、ドルを売る気にはまだなれないこととドル円の底が堅いことからユーロ円を買ってみました。
ドルは売れませんが円は安心して売ることが出来ます。
ここから先、私にとっての一番理想のシナリオは本日の雇用統計の数字が悪く一時1.10台まで回復した後に売りが入って再度1.06台を目指すという形です。
4時間足での上昇トレンドを描く可能性もないとは言えないので1.10台での売りが入ったことを確認してからのショートが安全ですがそうなってくれると嬉しいです。
ま、なんだかんだ言って指標の直前までは下げそうな気もしています。
AUD/USD
原油価格が上がっているにもかかわらず下落しています。
どうもまた利下げ観測が浮上しているようですね。
ショートしても良いのですが、位置が位置なだけに売るとしてももう少し上がってからの方が安全です。
というか仮に利下げされた場合、また事実売りでの反発があると思うのでここから追っていくのは値幅も限られているような気がします。
豪中銀の目標レートが0.75なのでそこまで100pipsもありません。
雇用統計も控えているのでポジションを保有していないかぎりは来週からのトレードで良いと思います。
また、雇用統計も数字の善し悪しよりは「市場参加者が中期でどちらへ行きたいのか」を見た方が良いと思います。
仮に数字が悪かったとしても1.10で売りが入るようならまだ下を目指しますし、1.10も超えてくるようならもっとドル売りは続く、という感じです。
【4月1日】ADP民間雇用悪化。ドル買いに立ちはだかるいくつかの壁。 - 昨日の相場
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ADPの結果が悪かったことを受けドル売りとなりました。
限定的に見えたドル売りですが、ずっと同じ位置で張り付いているので上下に振るような気がします。
あまりドルを買うには良い感じではありません。
USD/JPY
USD/JPY(4時間足)
ドル円は買うなら赤い斜めのラインを上抜けしてからの方が安全です。
119.50で反発はあったものの思っていた感じで上がっていかなかったので下値を試す展開の方がありえそうです。
むしろ戻り売りしてもいいくらいの形ですがまだドルを売ろうとは思わないので私はしません。
チャートの形では既に高値と安値が切り下がっている下降トレンドといっても問題はないと思います。
EUR/USD
指標の結果にしては1.08で抑えられたのでみんな売りたかったのだな、と思いました。
しかし、その割には下がりきらないことやショートが下の方に大量に溜まっていることからもう少し上下に振らないと下がれないような気がしています。
ここから売りで追うのは危険だと考えています。売るなら1.06台につける、あるいは1.1台につけてからのショートです。
仮に1.083を上に抜けた場合はもう一度1.10を目指す展開でもおかしくないと思っています。
全てのポジションをクローズするのはそのあたりで、2/3の手仕舞いは1.08を上に抜いた時点でクローズです。
ドル円にしてもユーロドルにしてもポジションが溜まりすぎなので奇麗に上がる、奇麗に下がると行った感じにはならないのではないでしょうか。
ドルを買うならこれらのポジションが解消されてからで良いと思います。
【3月31日】消費者信頼感指数、101.3。雇用増へ大きく期待。 - 昨日の相場
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昨晩の消費者信頼感指数は結果が予想を高く上回りました。
このまま雇用統計で良い数字が出てくれば良いですが、逆に良くなかった場合売られそうな指標結果となってしまったことも事実です。
ドル買いが再度発生してはいますがこれが続くかは微妙です。
まだ昨年までのトレンドが再開しているって感じではないです。
USD/JPY
さきほど119.50での買い注文が約定していました。
日経も落ちているのは何かあったんでしょうか。何でも良いですが。
昨日は120.50くらいはつつくかな、と思っていたので上値はまだ重い印象です。
一昨日辺りから持っていたロングは手仕舞いされ、昨日指標前にもった119.84でのロングも若干の含み損です。
なんだか嫌な感じです。そう簡単にはいかないものです。
EUR/USD
1.07台にようやく辿り着いてくれました。ここまで来るとポジティブ方向にストップを動かせるのでありがたいです。
出来れば1.06くらいで定着してほしいのですが、なんだか底は堅そうです。
1.08くらいまでは戻してもおかしくないかな、といった感じです。ポンドドルが少し強めなのが気になっていますが、レンジ上限である1.5台に回復するまではまぁ楽観しています。
今日から4月に入りますが、今日一日ドル安とドル高のどちらに傾くかは結構重要だと思っています。
個人的にはドル高に振れてほしいですが、こういう時は決まって裏切られるもんです。
(こうやって先に言っておくことで悔しさを半減しています。)
【3月30日】やはりドル高への巻き返し。ドルインデックスは98台まで復帰。 - 昨日の相場
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昨日は久々の全面ドル高となりました。
概ね予想していた通りになったので満足です。運が良かったのですね。
ドルインデックスは98まで戻しましたし、各通貨の日足を見れば調整は一旦終了したといっても良いかなという感じです。
しかし、まだ油断は禁物です。
ユーロドルであれば1.08、ドル円なら120.50等、ここから先破っていかなければならないラインが色々とあります。
あくまでも超短期でドル買いになっているというだけなので楽観するには早そうです。
USDJPY
あまりに上昇の勢いが良かったので119.50のストップ狩り後、落ちてこないことを確認してロングしました。(ストップ狩りのあとは反転することが多々あるので少し様子を見ます。)
短い足で入ったのですぐトレールにかかるかな、と思っていたら案外伸びて今もまだ切られていません。
ある程度落ちてくるとは思います。ただ、トレールで決済されたとしてももう一度その時買いたいと思っています。
USD/JPY(4時間足)
仮に今から押し目を狙うなら上の赤いトレンドラインに当たって落ちてきたところでしょうか。
ちょうど同じ辺りに120.50の青い水平ラインがありますので、下降トレンド狙いの戻り売りをされるならそのラインだと思います。
ある程度長い足では三角保ち合いに移行することになります。120.50より上のロングは赤いTLを明確に抜けてからではないと追いたくないです。
USD/JPY(5分足)
短い足ではこのままレンジに入ればチャネルの下限で買いが入りそうです。
119.50付近まで下がってきたら私は迷わず買います。ストップを置きやすい位置でもあるので。
そんなとこまで下げるかぁ?という感じですが、何があるかは分かりません。
EUR/USD
この記事のショートはまだ持っています。
ユーロドルなどはそれなりにショートが溜まっているので下がるにしても振り落としながらになるのでしょうか。
少しずつポジションを解消させながら下げていっているような形です。
EUR/USD(15分足)
ところどころ買いが入るには入りますが、上げるような感じには見えないです。
赤丸部分のように上値はきっちりと抑えられていますし、上がる時のスピードよりも下がる時のスピードの方が早い印象です。
しかし、1.08がやたらと固いことやオレンジ色のラインに張り付いてることは気になります。もっと簡単に割れても良いと思っているのです。
ま、何かドル売りの材料になるニュースが出ないかぎりは大丈夫でしょう。
結構動いたように見えて昨日のボラリティは100pipsもありませんでしたので、ここから抜けた方に大きく動くと思います。
1.07台ではショートカバーを狙ってロングした人たちの利益確定売りがあるはずです。
あと、1.10台でのロングのストップも置かれていそうですので、狙われてもおかしくない場所です。
日足の形はドル円ともにいい感じです。
とりあえずは1.07台につけてくれるのを見守っている状況です。
利益確定するにしてもその後ですし、なんなら売り増したいと考えているので。
それでは、今週もよろしくお願いします。
で、「損切りのタイミング」って一体いつなの?って話
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上の記事について「なぜ、1.0886のショートポジションは1.095の時点で損切られなかったのか」という質問を頂いたので、私の損切りタイミングについて書いてみようと思います。
確かに結果的に戻ってきてはいますが、50pipsという値幅なら切ってもおかしくないように思えますよね。
損失が怖くて耐えたのでしょうか?
いえ、何も泣きそうになりながら切ろうにも切れなかったわけではありません。
この時、入れていた逆指値の注文は1.106です。
ストップまでの距離がやたらと遠いように思えますが、これはあくまでも「万が一の時」の為です。
こんなところで切ろうとはそもそも思っていません。
「万が一の時の為」ってどういうこと?って方は此方の記事をご覧下さい。
万が一の時の逆指値ですから、実際にはそこへ辿り着くまでに手動で損切りすることになります。
では、どこで損切るのか?、です。
実は私が損切るタイミングの多くは価格ではありません。(例外もあるにはありますがそれは稀なパターンです。)
1.095に辿り着いたから切る、とか1.10を抜いたから切るとかいったものではありません。
損切るタイミングは「形」です。わけがわからないでしょうか?
損切りとは自分のポジションの根拠が崩れた時にするものですよね。
私の手法であるトレンドフォローの押し目買い、戻り売りの根拠はどうすれば崩れるのでしょうか。
それは、自分の考えている方向とは逆に「トレンド」が発生した場合です。
ここで重要なのはこの「トレンド」というのは「ダウトレンド」だということです。
1.095まで上昇した時点というのは、「上昇」ではありますが「ダウ上昇トレンド」ではありません。自分のポジションとは逆に伸びた、というだけにすぎません。
ダウトレンドというのは「安値と高値の両方が切り上げ、または切り下げをするトレンド」です。
私の描いた絵①(何分足かは不明)
大げさにいうなら上の図は高値を切り上げていますし、安値を切り下げてもいるチャートの形ですがダウ上昇トレンドでもダウ下降トレンドでもありません。
どちらか一方の切り上げ、切り下げではダウトレンドではないのです。
私の描いた絵②(何分足かは不明)
ダウトレンドとは上の図のようなものです。
なので、私が1.0886のショートポジションを損切りするタイミングをチャートで書くならこんな感じです。
EUR/USD(4時間足)
黄色の丸がエントリー位置です。
赤色の水平ラインは万が一のときのために入れているストップ注文です。
ピンク色の上方向に伸びる矢印のようなチャートの形になったのを確認したら赤丸あたりの位置で切ります。
「あたり」というのは、この赤丸は適当だからです。厳密に価格が決まってるわけではありません。「トレンドが崩壊してるなー」と思ったら「ここまできたら・・・」とか「あと〜pips戻ったら・・・」とか考えずに決済です。
それでも切れるのは根拠が崩れていることを知っているからです。簡単なことです。
どの時間足でエントリーしたかによって波の描き方は変わってきます。
だからこそ「価格」ではなく「形」を重視するべきだと考えています。
5分足のダウトレンドでショートを持っていた場合なら1.095につけるまでに損切られたことでしょう。
日足レベルで戻り売りをしているなら1.10を抜けても損切りされないでしょう。
それはそれで正解なのです。
俗に損切り貧乏と呼ばれる人は、損切りという行動に対して慌てる傾向にあります。
高値や安値をちょこっと抜いただけで「うわー、もうだめだー!」とか「ちくしょー!そっちかー!」とか、そんな感じです。
そういう人たちは、ただの損切りの目安として前回高値や前回安値を使っているだけにすぎず、トレンドの発生まできちんと確認していない人が多いと思います。
価格を目安にすると案外ヒゲだけつけて戻ってきたりします。そんな息苦しいトレードは私はしたくないです。
高値を抜いただけが「ダウ上昇トレンド」ではありません。
安値を抜いただけが「ダウ下降トレンド」ではありません。
高値と安値の切り上げ、切り下げが必要なのです。
それを確認してからの損切りでも遅くはないのです。
私の場合、慌てなければならないような値動きは逆指値を入れてるので勝手に切られてしまいます。そういうのは切られても仕方がないパターンなのです。
どうせ損切りにあうのなら、冷静に「あ、トレンドが崩壊したな」という考えのもとで切る方が良いと思うのです。
急いで書いたのでうまく質問に答えられたかは分かりませんが、こんな感じです。
他にも質問などありましたらコメントでもTwitterでも気軽にどうぞ。
答えられるものには答えますので。
【4月 第1週】どうなる?雇用統計。冷静にショートカバーを振り返る。 - 来週の展望
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さて、来週からは4月に入ります。
年度末のレパトリも落ち着いてややドル高になりやすいのではないか、と見ています。
今週は手仕舞いのドル売りによってドル安に大きく傾いた週でした。
そろそろアナリストも行き過ぎたドル高に対して警告する声が多くなってきました。
というか市場参加者の多くがこう考え始めているのではないでしょうか?
ここがトレンド転換かもしれない、と。
まぁ、値動きを見れば当然です。パリティだの130円だのと楽観的な予想を立てていたアナリスト達がビビり始める頃です。
が、その心配をするにはまだ早すぎると思っています。
もちろん何が起こるか分からないのが相場の世界ですから、その可能性も十分にあります。
ただ、私は対ドル通貨の買い戻しがまだ少ないくらいだと感じています。
チャートを見ながら冷静に考えてみましょう。
USD/JPY(週足)
ドル円は前々回の雇用統計始値(赤色のライン)にすら戻していません。
レパトリなどを考えると「120円以上のロングポジションの損切り + 利益確定の円買い戻し + 新規のドル売り」が、ここ何日かの下落の要因であるなら少なすぎます。
122円をつけてから3週間が経ったことになりますが、高値からはたった3円の位置(緑色-3.11%)です。昨年の121円から115円までの下落(赤色-4.45%)、110円から105円までの下落(赤色-5.25%)ですら2週間で5円以上の値幅です。
調整というにはまだまだ足りません。
これはユーロドルにも同じことが言えます。
EUR/USD(週足)
底値から600pips近く戻したユーロドルですが、2015年1月の始値は1.21(赤色のライン)でした。
たしかに600pipsという数字のインパクトはすごいですが、年始から3ヶ月で1500pips以上下落していたことを考えるとまだ40%も戻っていないことになります。
2月のレンジ下限(青色のライン)にもまだ届いていません。
つまり、現在もそれだけドルが売り渋られているということです。
しかし、この状況にひどく狼狽しているトレーダーが多い印象です。
なぜなら、それだけ多くの人(私も含め)が楽観的だったからです。
楽観的だったものが少し裏切られたに過ぎないのです。
「ドルが買われすぎだったから戻る!」と言う人もいますが、「なぜ買われすぎていたのか」を考えればそう簡単に戻るものでもないと思います。
通貨安競争の中でドルしか買うものがなかっただけです。そして、その状況は今も何一つ変わっていません。
「売られすぎ」とか「買われすぎ」という考え方は値ごろ感と似たようなものです。(と、私は勝手に思っています。)
そんなの相場から言わせれば知ったこっちゃないです。
また、要人発言によるドル高牽制も怖がる必要はないと思います。
今までも牽制され続けてきましたが、その度に反応は薄くなっています。
実際に何か行動に移されないかぎり無視していいと思います。
結局何が言いたいかというと、まだ慌てるような段階までは来ていないということです。
来週は雇用統計があります。今までずっと良い数字を出してきたので金曜日までは少しずつですがドルが買われていくのではないでしょうか。
実際に良かった場合、結果的に期待で買われていた分のドルが売られるような流れがあってもおかしくないと思います。
なので雇用統計ギリギリでのポジションは持ちたくないと考えています。
持つなら週前半がいいかな、という感じです。
ドルロングポジションが含み損のまま捕まっちゃってる人もまだまだ多いでしょうからそう簡単にはいかないと思いますが、それでも一旦のドル安は落ち着いてくるのではと見ています。
こういうこと言うと簡単に予想の逆をいったりしますが…。
ま、その時はその時で。
【3月27日】ユーロドル、一時1.0800をつけるも伸び悩み。資源価格はやや軟調。 - 昨日の相場
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ユーロドルは下がったには下がりましたがまだ買い戻しの勢いの方が強いです。
ドル円も日経に邪魔をされ上値は重い状態です。
そう簡単にドル買い相場には戻してはくれない、といった感じです。
一方、ゴールドや原油は勢いよく高値をつけた後、少しずつ下がってきています。
USD/JPY
USD/JPY(4時間足)
ドル円は先物売りが出たことにつられる形で下落したようです。
といっても119円台にはすんなりと乗せてきているのでまだ底堅い印象です。
2月の雇用統計からのレンジ下限(上のチャート赤いライン)は保った状態であり、短期は下降トレンドですが反転するならここです。
ただ上値も重いので小さなレンジに入りそうな感じです。
EUR/USD
EUR/USD(15分足)
ユーロドルは朝方に目安にしていた1.0880を割ったのを見てショートしました。
レンジを続けたのち、1.0800まで下落したところまでは良かったのですが、1.0836の上ヒゲを抜いてきてしまったので利益確定しました。
1.0800のストップはつけるかと思っていたのですが、欧州時間と重なったのでそうはいかなかったのでしょうか。
その後、オレンジ色のラインで売りが入ったことを確認して再度ショートしました。
現在持っているポジションはオレンジ色のラインより少し下、青色の丸で価格は1.0886です
このオレンジ色のラインは高値からの61.8%と前回押し目買いに使われていたサポートです。
しかし、その後は指標等あり1.0950近くまで上昇しました。
が、上値はまだ抑えられてる方だと思います。
この高値である1.0950をさらに抜いていくようなら短期の上昇トレンドは崩れていなかった、ということになります。
思うようには下がっていません。もっと簡単に下がっていくと思っていたので。
EUR/USD(4時間足)
チャートでの位置は上下どちらにでもいける印象です。
揉み合うとすればこの辺りです。
仮に上のチャート、ピンク色の丸が押し目買いポイントであった場合、動きはA方向になります。
水色の丸が戻り売りポイントであった場合、動きはB方向になります。
とりあえずはこの二つのパターンが考えられるシナリオになるわけです。
きちんとストップを置いておけば、どちらを狙うトレードでもいいと思います。
無理にポジションを持つ必要はなかったのですが、色々と考えた結果私はショートを選びました。
理由としては
1.ユーロドルの長期トレンドは下降方向である。
2.現時点でめぼしいドル売りの材料はなく、ショートカバーのみで動いている
3.ストップ狩りによりポジションが解消され、ロングとショートの売買比率がやや落ち着いてきた。
4.原油、ゴールドが8日ぶりの陰線、長い上ヒゲ。(原油は日足の下降トレンドを保っている)
5.原油価格とともにオージードルが再度下落を開始している。(つまり資源国通貨が軟調である)
6.下値の余地の方が広い
という6つの要素です。
最近のユーロドルと原油価格にはある程度正相関が見て取れます。
仮にオージードルなどが先行してドル買いを再開しているのであれば、投機的な目的(ショートカバーやストップ狩りなど)で買い戻されていたユーロドルもドルインデックスや米株式の上昇を追う形で売りに転じるのでは、と考えています。
1.0800が押し目だったと言われればそう見えなくもないですし、頷けます。
1.047から上方向のトレンドラインを引けばその辺りで反発していることも確かなので、結果的にそうであったなら諦めるだけです。
あとは週足の陽線がどう響いてくるか、です。
ま、来週にならないことには何も分かりません。
それでは今週もおつかれさまでした。