【3月27日】ユーロドル、一時1.0800をつけるも伸び悩み。資源価格はやや軟調。 - 昨日の相場
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ユーロドルは下がったには下がりましたがまだ買い戻しの勢いの方が強いです。
ドル円も日経に邪魔をされ上値は重い状態です。
そう簡単にドル買い相場には戻してはくれない、といった感じです。
一方、ゴールドや原油は勢いよく高値をつけた後、少しずつ下がってきています。
USD/JPY
USD/JPY(4時間足)
ドル円は先物売りが出たことにつられる形で下落したようです。
といっても119円台にはすんなりと乗せてきているのでまだ底堅い印象です。
2月の雇用統計からのレンジ下限(上のチャート赤いライン)は保った状態であり、短期は下降トレンドですが反転するならここです。
ただ上値も重いので小さなレンジに入りそうな感じです。
EUR/USD
EUR/USD(15分足)
ユーロドルは朝方に目安にしていた1.0880を割ったのを見てショートしました。
レンジを続けたのち、1.0800まで下落したところまでは良かったのですが、1.0836の上ヒゲを抜いてきてしまったので利益確定しました。
1.0800のストップはつけるかと思っていたのですが、欧州時間と重なったのでそうはいかなかったのでしょうか。
その後、オレンジ色のラインで売りが入ったことを確認して再度ショートしました。
現在持っているポジションはオレンジ色のラインより少し下、青色の丸で価格は1.0886です
このオレンジ色のラインは高値からの61.8%と前回押し目買いに使われていたサポートです。
しかし、その後は指標等あり1.0950近くまで上昇しました。
が、上値はまだ抑えられてる方だと思います。
この高値である1.0950をさらに抜いていくようなら短期の上昇トレンドは崩れていなかった、ということになります。
思うようには下がっていません。もっと簡単に下がっていくと思っていたので。
EUR/USD(4時間足)
チャートでの位置は上下どちらにでもいける印象です。
揉み合うとすればこの辺りです。
仮に上のチャート、ピンク色の丸が押し目買いポイントであった場合、動きはA方向になります。
水色の丸が戻り売りポイントであった場合、動きはB方向になります。
とりあえずはこの二つのパターンが考えられるシナリオになるわけです。
きちんとストップを置いておけば、どちらを狙うトレードでもいいと思います。
無理にポジションを持つ必要はなかったのですが、色々と考えた結果私はショートを選びました。
理由としては
1.ユーロドルの長期トレンドは下降方向である。
2.現時点でめぼしいドル売りの材料はなく、ショートカバーのみで動いている
3.ストップ狩りによりポジションが解消され、ロングとショートの売買比率がやや落ち着いてきた。
4.原油、ゴールドが8日ぶりの陰線、長い上ヒゲ。(原油は日足の下降トレンドを保っている)
5.原油価格とともにオージードルが再度下落を開始している。(つまり資源国通貨が軟調である)
6.下値の余地の方が広い
という6つの要素です。
最近のユーロドルと原油価格にはある程度正相関が見て取れます。
仮にオージードルなどが先行してドル買いを再開しているのであれば、投機的な目的(ショートカバーやストップ狩りなど)で買い戻されていたユーロドルもドルインデックスや米株式の上昇を追う形で売りに転じるのでは、と考えています。
1.0800が押し目だったと言われればそう見えなくもないですし、頷けます。
1.047から上方向のトレンドラインを引けばその辺りで反発していることも確かなので、結果的にそうであったなら諦めるだけです。
あとは週足の陽線がどう響いてくるか、です。
ま、来週にならないことには何も分かりません。
それでは今週もおつかれさまでした。