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【4月15日】米指標立て続けに悪く、ドルストはかなり不穏な動き。 - 昨日の相場

 

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photo credit: some colour in an otherwise grey day via photopin (license)

 

ドル買いが一転、米指標が立て続けに悪いことからドルが売られ続けています。

ドルインデックスからは長期のドル売りになる可能性もあります。

今まで指標が悪かった場合はドルが売られたところを買い場にされてきましたが、今回は実際の数字に沿って動いていることからかなり危険な状況であるように思います。

 

EUR/USD

ユーロドルやドルインデックスはドルが買われるためには非常に良くない形になっています。

非常に良くないとはどういうことかというと、「守られるべき場所が守られず」に「割るべき場所が割れていない」、ということです。

 

 

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EUR/USD(1時間足)

 

守るべきラインは赤色の水平ライン、支えられるべきではないポイントは赤色の丸です。

1時間足では安値と高値を切り上げる上昇トレンドになっています。

 

今朝の1.075あたりまでの急騰はオージー指標に巻き込まれたストップ狩りだったようですが、そもそも指標前にあんな位置でレンジを形成している時点でかなり怪しいです。

ダブルトップのネックラインを守ろうという意志を見せていません。

1.08まで戻った場合、年初来安値よりも1.10に向かう方が可能性が高くなると思います。

 

USD/JPY

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USD/JPY(1時間足)

 

こちらも同様に非常にまずい形です。

赤いラインには達していませんが、1時間の短い下降トレンドが崩れないことや、チャネルが割れていることから達するのも時間の問題のような気がします。

 

 

DXY

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DXY(4時間足)

 

ドルインデックスはサポートがレジスタンスに切り替わっています。

仮に96を割るようであれば今度はダブルボトムからダブルトップになるので、ドル売りをしていくならそこからだと思っています。

 

また原油も56台へ回復し、日足の下降トレンドも崩れそうなことからドルを買うには厳しい感じです。

 

正直、保有しているドルロングのポジションはユーロドルの1.10ショート以外全て手仕舞いしても良いくらいです。(一応ストップにかかるまでは見ますが。)

1.07でショートしたことで平均建値が近くなっているのでこちらはすぐにでも軽くしようと思っています。

 

 

 

ユーロドルの底堅さから見て中期での調整になる可能性もあります。

位置が位置ですのでポジションサイズの管理が非常に重要になると思います。

 

 

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