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外国為替取引に関する備忘録

【3月 第3週】ドルインデックスが青天井な中、FOMCを迎える前に。 - 来週の展望

 

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photo credit: _D4A7528 via photopin (license)

 

ドルインデックスが100を突破し、上昇し続けています。

来週注目するのはやはりFOMC日銀でしょう。

 

対ドル

FOMCで「忍耐強く」の文言が削除された場合、早期利上げ観測によってさらにドルが買われるでしょう。

仮に削除されなかった場合、ドルが売られるとは思いますが多くの通貨ペアでは戻り、押し目として拾われると思います。ポジションを持っていない人にとっては絶好のチャンスなのですね。

ただ、早期利上げについてはそれほど期待しすぎない方が良いかなと思っています。

 

仮にどこかで6月の利上げが発表された場合の値動きですが、正直私には分かりません。

昨年から織り込んでいるわけですから発表直後はドルが買われ、その後はショートカバーが入るのではないか、とは見ていますが。

 

ここまでくると懸念されるのは要人によるドル高牽制ですが、今までのドル高牽制も結果的にはトレンドに対してあまり影響のないものなので、売り場として使う方がいいと思います。

 

USD/JPY

来週は日銀の金融政策声明の発表や記者会見等があります。

対円でのポジションはユーロ円を持っていますがあまり気にはしていません。

円安牽制をされる可能性はあったとしても、ここでの追加緩和はないと考えています。

新規でドル円をロングしようとはまったく思わないです。

ただ、大幅に下がる(少なくとも118~119円台)ようなことがあれば買っても良いかな、くらいです。

 

現在のポジションはユーロドルショート、ユーロ円ショート、オージードルショート、ポンドドルショートです。

ユーロドルは2/3のポジションを先週手仕舞いしたので売り増すことを考えてはいますが、ポンドドルのショートにもう少し利が乗ってからでもいいかなと思っています。

ゴールドマンサックスがユーロドルの予想を0.8まで引き下げたこともあり、ユーロの売りについては楽観的で良さそうです。

 

私はどちらかというと先週までの「ドルを買う」という考え方よりは「ドル以外の通貨を売る」という考え方になっています。

どうせドルを買うなら各中銀の金融政策に合わせて出来る限り買われる可能性の少ない通貨を選んだ方がいいのですね。ユーロは良い例です。

 

 

ドル買いトレンドが終焉に近づいたとして、ポジションをクローズすることはあってもその逆のポジションを持つことは絶対にありえません。

ドルを売るにはまだ早いです。トレンドが出るまで見守りましょ。

 

 

 

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