100年先も勝つためのFX

外国為替取引に関する備忘録

ネコに学ぶトレード戦術

 

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photo credit: IMG_9259.jpg via photopin (license)

 

私は一匹の猫と一緒に暮らしているのですが、今回は彼女の生活と照らし合わせてトレード戦術を組み立てる上での参考になればいいな、というような話をします。

 

彼女はとても規則正しい

といっても昼夜ほとんど寝てるだけですが、夕方の「ネコ缶」を出す時間には必ず起きてくるんですね。

多分「あ、この時間帯はネコ缶だ!」って分かってるんです。

(それ以外の時間帯はカリカリ、です。固いやつ。一度かじってみた事がありますが、美味しくなかったです。)

 

FXは24時間取引が出来るということが大きなメリットですが、常にチャートとにらめっこする必要はありません。

むしろ取引するのは自分の得意な時間だけ構わないと思います。それ以外は昼夜問わずに寝てれば良いんです。それはもう猫のように。スヤスヤと。

 

相場は各市場の時間帯によって特徴があります。

・東京時間は仲値に向かってドル買い、その後はレンジになることが多い

・欧州時間は東京時間を否定、東京時間のストップを狩る投機的な動き

・NY時間は大きなトレンド方向に従う、基本的には指標待ち

 

これらは一例ですが「あっ、これ見た事あるぞ!」って動きに気付くことが出来れば理不尽な動きに対して動じずにいることが出来ます。

ある程度市場の特徴を把握することでそれを強みにするトレードが出来るのですね。

 

余談ですが私は東京時間はほとんどチャートを見ません。

やはり市場参加者が多いとは言えないことと、トレンドが出にくいと考えているからです。基本的にはOCOでストップとリミットを放っておいてるだけですね。

 

 

彼女はいつもマイペース

ねこじゃらしのおもちゃで私と遊んでいると思いきや急にトテーンと横になって寝ます。

その後は私がいくら俊敏にねこじゃらしを振り回したところで気にも留めずに寝るのです。

途端に私はハッとこう思うのです。

「もしや、遊んでいたのはネコの方ではなく私の方だったのでは・・・!」

 

 閑話休題

 

有名なアナリストが今後の市場の動きを予想しました。それを当てにして自分のルールを破りますか?

「これは上昇トレンドだ!」と考えて持っていたロングをアナリストや他人の言葉でショートに持ち替えますか?(もしくは決済してしまいますか?)

自分のルールを信じて損失が出てしまった時の対処法は知っています。

なぜなら、それもルールに含まれているからです。

が、他人の話を信じて損失が出てしまった時の対処は知りません

それはルールに含まれていないからです。

そんなものに振り回される必要はないのです。私のブログの記事なんかにだって。

 

 

彼女は時に大胆であり、時に小心

私と暮らしている猫に限らず、大抵の猫という生き物は

「えっ、そんなところからジャンプして大丈夫?」

ってな高さからジャンプします。また、近所の猫と窓越しに喧嘩したりします。

 

彼女は「自分ならここからジャンプしても平気」だと分かっているから躊躇わずにジャンプ出来るわけです。

その割りに勝てないと踏んだ相手とは窓越しでしか闘いません。

つまり、彼女は自分の力量がどれくらいなのかを知っているのです。

 

FXも同じです。

これは自分にとって優位性のあるパターンだ、と思えば躊躇わずにポジションを持つのです。今までもそうやってきたのですから。

逆に「これ、微妙だな・・・どうだろう・・・」ってな時はあえてリスクを冒しません。

そのためにはまず自分がどういう時になら勝てて、どういう時は勝てないのかを知る必要があります。

デモでもなんでも良いですよ。これさえ続ければ大丈夫なんだ、って思えるところから始まると思います。

最初からメンタルが強い猫なんていませんから。あ、いや、人でした。失敬。

 

 

まとめ

どうでしょうか?今回は少し別の角度からトレードについて書いてみました。

トレーダーの方達がトレードする上での参考にしてもらえれば、と思います。

 

つまり結局何が言いたいかっていうと「猫というのはとても可愛いもの」ということでした。

 

 

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