手法探しの旅に出る人のためのガイドブック
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あなたがトレード手法を探し続け、SMAやEMAの数値を弄くり倒し、そして疲れているなら、この記事を読んでほしいです。
「失敬な、自分には信じきってる手法があるんだ!」って方は何も心配ありません。
それでは突然ですがあなたのトレードルールを私に説明してみてください。
と言われて出来るでしょうか?
私もこのブログに記事として文字で起こすときにどうすれば伝わりやすいか、分かりやすいかを考え、悩みます。(実現出来ているかは置いておいて)
自分でどんなに理解しているつもりでも、それをいざ誰かに話すとなると難しい。
どんな面白い噺を知っていても他人に話すとオチが伝わらなかったり。
そして人に伝えようとすることで新たに気付くことも多いのです。
これこそが私がブログとして書いている理由でもありますが。
「と、とにかくよくわからないけどFXってのは感覚なんだよぉ!」
お、おう・・・
そういう人は置いておいて。
「ルール」が大切なんじゃないですよ?「ルールを守ること」が大切なんです。
自分が心底理解していないルールを守ることは心底難しいのです。
「廊下は走って・・・よかったよな・・・?」
って状態なら誰だって走っちゃうんです。私だって。
新しいものを求める時というのは古いものがダメだと感じたからです。
つまり、捨てようとしているものの弱点が何か、何が気に食わないからそれを捨てようとしているのかを一番知っているのは自分自身です。
これはチャンスだと思いませんか?
もう一度自分が今まで信じてきたルールやテクニカルを見直すチャンスです。
次に見つける手法にだって落とし穴は確実にあります。完璧なものがあるならこんなに手法が溢れてるわけないですから。
だったら弱点が何かを知っている手法を極める方が、あなたにとってとても有利なものになります。
私のトレード手法だって穴はあります。だから損切りするんです。
捨てるのはまだ早いかもしれませんよ、それ。
旅に出る前に、家でゆったりするのも結構良いものですよぅ。
私はいつかギリシャのメテオラに行きたいですが!
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(それまでにユーロ離脱してなきゃいいけど・・・。)